染物体験は自宅でも楽しめる遊び
自宅でも楽しめる染物体験
子どもの自由研究や自分好みの色の布を作りたいという場合には、自宅でも楽しめる染物がおすすめです。
小さなハンカチなどを染める程度であれば、大きな鍋も必要なく、お湯を沸かすなどの手間もなく気軽に体験することができます。
特に自宅でできる染物は、シルク・コットン・麻・レーヨンなどの天然繊維のものが向いています。
使っていない端切れやレース紐などがある場合には、それらを染めてみるというのもおすすめの体験です。
ただし、染物体験をしてみたいと考えても、どのような材料を使ったら良いのかわからないというケースもあります。
身近なものとしては、玉ねぎの皮を使った玉ねぎ染め、コーヒーを飲んだ後に残る出涸らしを使ったコーヒー染め、紅茶のティーバッグを使った方法やドクダミ・ヨモギなどの草を使った方法などが挙げられます。
どんな色になるか楽しみにしながらも染めるのも良いですが、理想の色を作りたいのであれば染料を使って染物をするのもおすすめです。
子供の自由研究にも最適な自宅で行う染物の体験方法とは
子どもの自由研究などに染物を行いたいという場合には、染料キットなどを使うと便利です。
染料は様々なんものがあり、低温で手軽に染めることのできるものであれば高温に弱いウールを染めることができたり、濃くしっかり色付けしたい時には熱湯を使う染料、麻やコットンなどの植物性繊維専用のものや、ポリエステルも染められるものなど様々なものが選べます。
子どもの自由研究であれば、低温で簡単にできるタイプのものがおすすめです。
キットであればTシャツや手拭い、ハンカチなどがセットになっていて、新しい布を用意しなくても気軽にはじめられます。
やり方も簡単で、水洗いしたアイテムをお湯で染料を溶かした鍋などに入れ、菜箸などを使って30分ほど動かしながら色を布に入れていきます。
色が付いたら水洗いなどをして染料を落とし、20分〜40分ほど色止めをしたら、もう一度水洗いをして陰干しして乾かしていき、アイロンをかけて完成です。
まとめ
近年はおうち時間が増えているからこそ、自宅で楽しめる趣味を見つけることは大切です。
染物なら自宅で簡単に楽しむことができ、色も豊富ですので色選びするだけでも楽しむことができます。
色が褪せてしまったTシャツなども染め直すことで、捨てることなく再びおしゃれに着ることができたり、絞り染めやろうつけ染などで模様をつけてみることで、シンプルな小物もおしゃれにできるなど多彩な楽しみ方ができるのも染物の魅力と言えます。